2009-01-02

前口上

新年あけましておめでとう。

古文を読むようになって、古文の話ばっかりしてたらいいかげんめんどくさがられるようになったので、そういう話はここでやることにする。

期間は一年間。今年古文を読んで知ったことや疑問に思ったことなどを書いていくつもり。

8 件のコメント:

  1. はじめまして。私は大学を出てから古文に興味が出始めまして、古文参考書で定評のあるもの(「古文研究法」など)を買い集めながら読んでおります(「古代日本語文法」もこちらで知って購入しました)。
    mshibataさんお薦めの古文参考書はございますでしょうか?

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  2. こんにちは。

    じつは僕はいわゆる参考書というのはほとんど読んでおりませんで、これがお勧めといったようなものは挙げられません。まだ原文を読むのにいっぱいいっぱいという感じですが、それは基礎体力の問題で参考書を読めばそれが急にすらすらわかるようになるとも思えないので、あんまり買わないのです。お役に立てず申し訳ありません。

    以前どこかに書いたような気がしますが、僕が文法的な事項を知るのにリファレンスとして使ってたのは『岩波古語辞典』の「基本助動詞・助詞解説」と『古代日本語文法』くらいです。うまい説明と思えなくても、現状はこう説明されているということがわかれば疑問点は疑問点として記しておいて先に進みます。それで後日国文学や国語学の一般書や論文などを読んでいると、「あっ」と膝を打つような記述に出くわすことがあったりするという感じです。ここで紹介・抜書している本が、そういう本です。

    あんまり体系的な学習者ではないですね……。すみません。

    それにしても、『古文研究法』という本はずいぶん評判がいいですね。これはこんど読んでみようと思います。コメントありがとうございました。

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  3. 参考書に頼らず原文や研究書に直接取り組んでいらっしゃったのですね。頭が下がります。
    それでは、古語辞典は岩波とポケットブログレッシブだけをお使いなのですか?

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  4. 受験勉強じゃないのでタイムリミットもありませんし(笑)。
    辞書はそのふたつのほかに、パソコンで LogoVista の『旺文社全訳古語辞典』を使ってますね。

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  5. ちなみに語彙力をつける特別な試みはなさっているのですか?
    それとも、原文を辞書を引きつつ読みながら自然と語彙を蓄えていっている感じでしょうか?

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  6. 辞書は基本的な言葉でもめんどくさがらず引くようにしてますが、そのへんはどんな語学もおんなじことですよね。とくに単語帳作ったりとかはしてません。
    ほんとは用例をたくさん覚えてすらすら出てくるようになるのが憧れですが。

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  7. お久しぶりです。
    2月に『古文研究法』の小西甚一先生の学習参考書が復刊されたのをご存じでしょうか。
    『古文の読解』というタイトルなのですが、お知らせしたくて書き込みました。
    とはいえ、源氏を原典で読み進めているmshibataさんにはもはや無用でしょうか。

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  8. こんにちは。

    小西氏の名前で新刊が出てて、おや、と思った記憶があります。そういうことでしたか。いい機会なので今度見かけたら買うと思います。

    いつも情報ありがとうございます。

    ところで、この情報は文法か本の話のどれかにぶらさげていただいたほうがよかったと思いますよ。検索して来る人もいると思うので。

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